薬味は飾りじゃなかった!あさつきには緑黄色野菜の栄養

浅葱、糸ねぎ、草らっきょうとも呼ばれる薬味、あさつきをご存じですか? ソバやうどんを注文すると当たり前のようについてくるため、それがあさつきだとは知らずに食べている人も多いのでは。見た目はねぎにそっくり、辛味のある味もほとんど同じ。どうせみんな同じ薬味でしょ、と思って摂取している人が大半なのではないでしょうか。

しかし、このあさつき、実はすごいやつなんです!あの細い体の中にビタミンAの量はアスパラガスをしのぐほど、ビタミンCやビタミンK、カリウムも豊富に含まれています。造血作用があると言われている葉酸の含有量もねぎ類の中ではダントツ。小松菜以上、ほうれんそうに匹敵するほど。あさつきはがんの予防、脳梗塞の予防だけでなく、疲労回復や貧血の改善にも役立つ、スーパー緑黄色野菜なんですよ。

あさつきの辛味成分の正体は、ニンニクと共通するイオウ化合物のアリシン。これを加熱すると生じるアジョエンは、血液をさらさらに変えて脳梗塞を防いだり、血圧を一定に保つ効果があります。また、ビタミンB1と結合してその吸収率を高めてくれるため、エネルギー代謝が活発になって疲労回復に役立つのです。葉酸は、赤血球の形成に欠かせない栄養素で、貧血を改善してくれるだけでなく、動脈硬化を促す血清ホモシステインの増加を抑える働きもあります。

あさつきの栄養素をよく体に取り入れるためには、生食が一番。薬味として食するのは理にかなっているといえます。なぜなら、アリシンは、あさつきの細胞内にあるアリインから酵素の働きで生成されるもの。この酵素の力を最大限に引き出すためには、生の状態で細かく刻んで細胞を破壊するのが効果的なのです。さらにビタミンB1が豊富な肉や魚と組み合わせるとより効率よく栄養素を吸収できますよ。かつおのたたきに添えるなど、工夫してみましょう。

購入する際には葉がまっすぐに伸びて、根元がくすんでいないものを買い求めるようにしてくださいね。

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